第27回 京都肝胆膵外科セミナー ~京都大学外科関連施設の手術手技の標準化および多施設共同試験の推進~は終了いたしました。
平素は京都大学外科交流センターへのご支援に心よりお礼申し上げます。
前回第 26 回および前々回第 25 回での Web 形式でのセミナー開催の状況を鑑み、また我々医療従事者は感染拡大のリスクを最小限とすることを第一とすべきであると考え、慎重に検討を重ねて参りました結果、令和 3 年 10 月 9 日(土)に Web 形式でのセミナー開催いたしました。
第27回京都肝胆膵外科セミナー 開催について
さて今回は、前回に引き続き腹腔鏡手術にフォーカスします。
今回の主題は 「腹腔鏡下膵切除術における私のこだわり」 といたしました.。
2016 年に腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術が保険収載され、腹腔鏡下膵体尾部切除の適応拡大が行われて以来、腹腔鏡下膵切除術は急速に普及してきました。
腹腹腔鏡手術を選択する基準や対象疾患、ポート配置、リンパ節郭清の工夫、膵頭十二指腸切除における再建の工夫、トラブルシューティングなど、ロボット支援下手術も含めて、個人そして施設としての取り組みやこだわりなど、幅広いビデオ動画主体のセミナーとなります。
開催日時
- 開催日時:令和 3 年 10 月 9 日(土) 14:30~17:00
- 参加方法:WEB形式
- ※参加方法は、会員サイトもしくは対象者にメールで配信します。
- ※会員以外の先生方で参加ご希望の場合は、当センターまでお問い合わせください。
配信会場
会場参加者
- 幹事:リモートでの参加も可能です
- 演者:リモートでの参加も可能です
※一般参加の先生方は、WEBのみの参加となります。
リモートでの参加方法
zoomを利用した開催を計画しております。
参加方法は、会員サイトもしくは対象者にメールで配信します。
当日のプログラムについて
今回のセミナーテーマは 「腹腔鏡下膵切除術における私のこだわり」 といたしました。
14:30~14:40 製品紹介
- 共催企業:ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 エチコン事業部
14:40~14:45 開会の辞
14:45~15:00 臨床研究報告 ※各発表7分
- DAIMONJI-Study 進捗状況
- 京都医療センター 外科 成田 匡大
- 大腸癌肝転移に対する肝切除術式と予後に関する多施設共同前向き観察研究
- 北野病院 消化器外科 河合 隆之
15:00~15:20 【第一部】 ※演題:発表15分/質疑応答5分
- 『当科における腹腔鏡下膵切除術 ― 定型化の現状』
- 京都大学 肝胆膵・移植外科 長井 和之
15:20~15:50 【第二部】 ※各演題:発表10分/質疑応答5分
~腹腔鏡下膵切除術における私のこだわり~
- “ロボット支援腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術における膵空腸吻合と視野展開の工夫
〜Wrapping double mattress法とSemi-derotation technique〜”
- 藤田医科大学 総合消化器外科 木口 剛造
- 悪性疾患に対する腹腔鏡下膵頭十二指腸切除術の郭清手技について
- 大津赤十字病院 外科 中山 雄介
~ 休憩 ~
15:55~16:55 【第三部】 ※各演題:発表10分/質疑応答5分
- 当科におけるロボット支援下腹腔鏡下膵体尾部切除術の手技の工夫
- 大阪赤十字病院 消化器外科 八木 大介
- 腹腔鏡下膵体尾部切除における当院の膵切離法
- 北野病院 消化器外科 河合 隆之
- 当院における腹腔鏡下膵体尾部切除術の導入と定型化
- 日本赤十字社和歌山医療センター 外科 宮本 匠
- 膵癌に対する腹腔鏡下尾側膵切除術の導入と治療成績
- 神戸市立医療センター中央市民病院 外科・移植外科 喜多 亮介
16:55~17:00 閉会の辞:総括