2019年4月 岡山大学病院 |
|
お名前: 守山 雅晃先生(2019年卒) |
所属施設: 医仁会 武田総合病院:2023年5月31日時点 |
2022年12月3日に開催された「令和三年度 京都大学外科冬季研究会」にて、京都医療センター 守山雅晃先生の発表演題『前方切開法による神経摘出を施行しなければ解消し得なかった疼痛を伴う鼠径ヘルニアの1例』が、 若手医師による演題発表 金賞として入賞されました。
守山先生からの入賞コメントを掲載いたします。
令和四年度京都大学外科交流センター冬季研究会において金賞を受賞させていただく運びとなり、大変光栄です。
運営に携わってくださった皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。
今回、私は「前方切開法による神経摘出を施行しなければ解消し得なかった疼痛を伴う鼠径ヘルニアの1例」について発表させていただきました。
鼠径ヘルニアという疾患は症状が強い場合、QOLを大きく損なうものです。
しかしながら良性疾患であることも相まって周囲からの理解が得られず大変苦悩されている方もおられます。
私自身今回の症例からは非常に学んだ事が多かったので、疼痛が強い鼠経ヘルニア診療の一助になればと発表させていただきました。
発表にあたっては指導医である成田匡大先生をはじめ当院の先生方に様々なアドバイスをいただきながら準備を進めました。
当院には各領域にエキスパートがおられ、手術手技のみならず周術期管理、論文作成、学会発表など様々なことを高い次元で学ぶことができます。
当院に専攻医として来ていただけると外科医として必ずや大きな一歩を踏み出すことができると思うので外科を進路に考えておられる研修医の先生方にはぜひ当院へ病院見学に来ていただきたいです。
今回の経験を活かしてさらに精進して参りたいと考えております。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い致します。