外科治療の向上と優秀な 外科医 を育成する
一般社団法人京都大学外科交流センター
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令和6年度 京都大学外科冬季研究会 学術表彰 受賞:松井優悟先生

 

【略歴】

2015年:群馬大学 卒
    初期研修 神戸市立西市民病院
2023年:京都大学消化管外科

お名前: 松井 優悟先生(H27卒)

所属施設: 京都大学消化管外科:令和6年12月時点

この度は、「優秀英語論文賞」及び「Highest Impact Factor賞」にご選出頂き誠に有難うございます。大変光栄に思います。

受賞論文について

本論文は大学院入学前に勤めていた神戸市立医療センター西市民病院に勤めていた頃に行った研究で、責任著者・指導医の姚思遠先生含め西市民外科の先生達のご指導・ご協力の下、論文として研究をまとめることが出来ました。

Highest Impact Factor賞

『Simplified risk statification in early cholecystectomy for acute cholecystitis based on age: A report from an institution with zero mortality.』

-J Heaptobiliary Pancreat Sci.Epub 2023 Sep 28. doi:10.1002/jhbp.1378.-

神戸市立医療センター西市民病院は、お世辞にもhigh-volume centerとは言えませんが、高齢者・胆嚢炎の症例数が多く、その特徴を活かして研究する事が出来ました。

high-volume centerでなくても、その施設の特徴や注力している所に研究テーマが眠っているかもしれないことを西市民病院の先生達に教わり、このような栄誉ある賞に繋がったことを誇りに思います。

研究について

本研究は、急性胆嚢炎の早期手術における術後合併症のrisk stratificationに着目しています。

胆嚢炎で手術する患者さんの年齢は幅広く、年齢層毎でrisk関連因子が異なることを報告しました。