外科治療の向上と優秀な 外科医 を育成する
一般社団法人京都大学外科交流センター
11:00~18:00(月〜金)

令和4年度学術表彰 英語論文個人戦受賞コメント:堀池正樹先生

 

【取得資格】
医学博士(大阪市立大学)
日本小児外科学会専門医
日本外科学会専門医
日本小児血液・がん学会小児がん認定外科医
がん治療認定医
日本周産期新生児医学会新生児認定外科医
日本小児泌尿器科学会認定医
小児慢性特定疾病指定医
難病指定医(小腸機能障害・膀胱・直腸機能障害)

【所属学会・学会活動】
日本小児外科学会
日本外科学会
日本内視鏡外科学会
日本小児血液・がん学会 
日本周産期・新生児医学会
日本小児泌尿器科学会
日本小児救急医学会

お名前:堀池 正樹先生(2005卒)

所属施設:兵庫県立こども病院 小児外科

令和4年度 京都大学外科冬季研究会学術表彰で、昨年に引き続き英語論文個人戦1位の評価を頂き大変光栄に思います。

今回報告した英語論文の中には、日本のみならず海外からの執筆依頼や学会発表依頼のきっかけになったものが含まれておりました。

 

日々の外科診療の中で型通りには治療が進まない症例を集積して、
その原因を検討し、また治療上の問題点を明らかにすることは、世界中の外科医にとっても共有すべき大切な情報となることをあらためて実感した次第です。

 

また珍しい病態の症例についても、診断から手術方法や治療経過について英語で報告することは、
今後遭遇するであろう世界中の外科医にとって、非常に価値のあるものになりうることもあらためて実感しております。

 

多忙な外科診療の中で、さらに論文業績を残していくことは・・・

 

自らの診療内容を多くの外科医の目で吟味され指摘されることで、今後自らの手術手技や診療内容をブラッシュアップするための具体的方向性がみえること、

また論文化することで得られた治療上の新しい知見を多くの外科医と共有することにより、自らの存在価値を少しでも高めることに繋がること、

 

この二つの意義があると、個人的に愚考しております。

 

当センターの優れた諸先生方に少しでも追いつけるよう、今後も謙虚に精進していきたいと思います。

今後ともご指導よろしくお願い致します。