このたび、京都大学外科同門・消化管外科出身の 河田 健二先生 が、令和7年12月付で 東邦大学医療センター佐倉病院 東邦大学医学部医学科 外科学講座 一般・消化器外科学分野 教授 にご着任されました。
河田先生は1996年に京都大学医学部を卒業後、北野病院での研修を経て、京都大学大学院に進学し医学博士号を取得されました。
2005年には米国 Massachusetts General Hospital にてリサーチフェローとして研究に従事され、帰国後は京都大学消化管外科にて医員、助教、講師、准教授として診療・研究・教育のいずれにも大きく貢献してこられました。
河田先生の研究は、大腸癌を中心とした腫瘍微小環境の解明、KRAS変異大腸癌における代謝特性の解析や、基礎研究から臨床応用への橋渡し(トランスレーショナルリサーチ)にも積極的に取り組まれています。
臨床面では、腹腔鏡手術・ロボット手術を中心とした低侵襲手術のスペシャリストとして、消化管癌や炎症性腸疾患など、幅広い症例で卓越した技術を発揮され、多くの若手外科医の育成にも力を注いでこられました。
このたびのご着任は、京都大学外科同門として大変喜ばしいことであり、京都大学外科学教室とって大きな誇りです。
河田先生の新天地におけるさらなるご活躍と、外科医療の発展への貢献を心よりお祈り申し上げます。