外科治療の向上と優秀な 外科医 を育成する
一般社団法人京都大学外科交流センター
11:00~18:00(月〜金)

日本赤十字社和歌山医療センター

施設住所
〒:〒640-8558和歌山市小松原通4-20
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連絡先
📞:073-422-4171
施設公式ホームページ
LINK:施設公式ホームページ
               

日本赤十字社和歌山医療センター の紹介動画

日本赤十字社和歌山医療センター を動画にて紹介いたします。(2018年5月紹介動画)

日本赤十字社和歌山医療センターについて

日本赤十字社和歌山医療センター は、日本赤十字社が運営している病院ですが、その中で「医療センター」の名を冠しているのは、東京の日本赤十字社医療センター日本赤十字社和歌山医療センターのみ

当院では現在、外科スタッフは専攻医含めて 20名 在籍しておりますが、日本赤十字社和歌山医療センターの大きな特徴として「救急」が多いことを挙げることが出来ます。

そのため、将来「救急外科医」になることを目指している人も多く、当院外科に在籍する20名の医師の内2名は、救急部と掛け持ちで将来「救急医」を目指して「救急外科医」として所属しております。

和歌山県の医療を担うハイボリュームセンター

日本赤十字社和歌山医療センター

20名の外科医が所属していますが、症例数は非常に多く全症例数は、年間で1,600例を超えています。

特に「腹腔鏡下胆嚢摘出術」に関して言えば、年間で250例以上もあって、これは国内でも1,2位を争う症例数です。

専攻医でも、腹腔鏡下での胆摘術を年に20例、ヘルニアや虫垂炎の手術なども含めると、40~50例以上を経験することになると思います。

さらに当院では、上部消化管・下部消化管も基本は腹腔鏡です。もちろん開腹手術ができないと言うわけではありません。

下部消化管には、開腹が必要な緊急の手術もありますし、肝胆膵領域に関しては開腹の症例の方が多いのが現状です。そのため開腹手術は、肝胆膵領域の手術を見てもらいながら、学んでもらっています。

日本赤十字社和歌山医療センターでの勤務について

安近 健太郎

日本赤十字社和歌山医療センターの魅力をご紹介頂いた、安近健太郎先生(1993年卒)

日本赤十字社和歌山医療センターは、最近の「働き方改革」に合わせて勤務体制を見直しています。

例えば、日本赤十字社和歌山医療センターの特徴の一つ「救急」ですが、救急部以外の医師も「救急当直」を担当します。

つまり、我々「外科医」も「消化器内科」の先生方も「救急」を担当しているのですが、時間外勤務が80時間を超えないように求められています。

まだまだ勤務体制を調整しているところですが、当直明けは勤務が無いようにするなど、配慮しているところです。

ただ・・・当院は症例数も救急も非常に多く、どこかに手術の予定が入っている場合があります。

そのため最近では、手術の予定が入っていない時は「完全に休んでもらう」などの工夫をするようにして先生方の勤務体制に配慮しています。

人数でカバーできる

現在、行政当局の指導に合わせて働き方改革は喫緊の課題であり、病院上層部と勤務体制は調整中です。

20名の外科医がいるため、メンバーそれぞれが状況に応じてお互いにカバーしあいながら比較的に勤務体制は安定していると思います。

確かに、症例数も多く救急も担当しますが「疲弊」することはありませんので、安心して当院に来てほしいですね。

充実した施設で長期研修ができる!

日本赤十字社和歌山医療センター

日本赤十字社和歌山医療センター公式サイトより

日本赤十字社和歌山医療センターは、日本赤十字社和歌山医療センター外科専門研修プログラムの期間施設となりますが、連携施設は「岸和田市民病院」のみとなります。

そのため専攻医の先生方には、3年間のうち半年間「岸和田市民病院」で研修を行っていただきますが、残りの2年間半は当院でシッカリと研修を行って頂くことが出来ます。

長く一つの施設で研修ができるため、あらゆる手術を経験していただけると思います。

さらに当院は「心臓血管外科」「呼吸器外科」「小児外科」といった、あらゆる科もありますので、サブスペシャリティ領域で迷っている専攻医の先生方は、当院にいる2年間半ゆっくり考えていただけると思いますね。

是非、次年度の専攻医希望者の皆さんには「日本赤十字社和歌山医療センター」で研修を行っていただきたいですし、専攻医終了される先生方にも是非当院で一緒に働いていただけると嬉しいです。

日本赤十字社和歌山医療センター

日本赤十字社和歌山医療センター 資料