2024年3月20日に、京都大学外科交流センターに所属する後期研修医・若手外科医向けWebセミナー「一歩先を行く発信力を身につけよう!」を開催いたしました。
本セミナーでは、外科医のキャリアアップに不可欠なスキルである「発信力」をテーマに、「けいゆう先生」のペンネームで多数の著書を執筆し、またSNS総フォローワー数13万人超の山本健人先生(医学研究所北野病院)と、パワポを用いた資料作成やプレゼンノウハウに詳しい北野翔一先生(京都大学大学院)の2名の講師よるレクチャーを実施しました。
当日は、京都大学外科交流センターに所属する卒後3年目から13年目までの14名の先生が参加し、講師・ファシリテーター4名で、2時間30分のセミナーを実施いたしました。
セミナー後半では、参加者を卒後年数毎に3つのグループに分けて、グループワークを行い、レクチャー内容をその場でアウトプットしてもらいました。
セミナーの中では伝えきれなかったPowerPoint操作に関するTipsを、延長戦という形で追加レクチャーを30分ほど行い、セミナーは盛況のうちに終了いたしました。
若手医師の悩みの種になりやすい学会発表・論文テーマの選び方や、自分の発表を業績として効率的にまとめるノウハウを共有するとともに、学術的にSNSを有効活用することの重要性を山本先生に伝えてもらいました。
プレゼンとスライド作成に関する総論から、明日からすぐに使えるPowerPoint操作の実践的な内容まで、北野先生のノウハウを伝えてもらいました。
グループワークでは、「アナフィラキシーに関する説明文章を、パワポを使って伝わりやすく編集し、1枚のスライドを作成する」という課題を行なってもらいました。
各グループでは世代の近い外科医同士、活発なディスカッションが行われ、レクチャーの内容を実践的な形でアウトプットしました。
※以下は、参加者によるレクチャー受講前後のスライド
セミナーの参加者全員からアンケートの回答をいただきました。
『セミナーの満足度』について、アンケート回答者全員から「とても満足」または「満足」との評価であり、『新たな学びや発信力に関するスキルが得られたか?』についても、全員から「多くの学びがあった」との回答でした。
また、『第2回が開催されたら受講したいか?』の質問には、約9割の参加者が「受講したい」との回答でした。
今後も、各方面でご活躍の先生を講師として、後期研修医・若手外科医のキャリアアップに役立つセミナーの開催を予定しています。
「こんなセミナーを受講してみたいな」「こういうセミナーがあったらいいな」というご希望・ご要望がありましたら、以下のリンクからご記入いただきますと、今後のセミナー活動のご参考にさせていただきます。