この度は英語論文個人戦1位の学術表彰を頂き、至極光栄に存じます。
日々の臨床の中には標準治療では歯が立たず治療に難渋する症例や病態の希少性のために治療戦略を立てる上で苦戦を強いられる症例に遭遇することがあります。
私はそうした臨床の限界部分に真摯に向き合い最新情報を最大限入手し適切な治療方針を模索もしくは開発するなど果敢に取り組み、乗り越えた結果を英語論文としてまとめることが外科医を大きく成長させることにつながると信念しています。
日々の手術手技の修練に加えて、在り来たりではない病態に誰よりも詳しくなることを一つでも多く増やしていくと、その先には諸先輩方のような社会的に存在意義の高い外科医への道が開けてくるのではないかと自らを鼓舞している次第です。
今回の受賞を励みに、今後益々自己研鑽を重ねて参ります。今後ともよろしくお願いします。