外科治療の向上と優秀な 外科医 を育成する
一般社団法人京都大学外科交流センター
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令和4年度学術表彰 和文論文個人戦受賞コメント:室谷知孝先生

 

【資格】

日本外科学会外科専門医
日本救急医学会救急科専門医
麻酔科標榜医
日本ACLS協会ACLSリードインストラクター

お名前: 室谷 知孝先生(2014年卒)

所属施設: 日本赤十字社和歌山医療センター消化器外科 救急科・集中治療部

日本赤十字社和歌山医療センター消化器外科、救急科・集中治療部の室谷知孝でございます。

この度、令和4年度京都大学外科冬季研究会学術表彰にて和文論文個人戦2位とのことで表彰いただきましたこと、たいへん栄誉のあることとありがたく存じます。

 

このような賞をいただけることはとても励みになり、日々の忙しい業務の中ではつい億劫になりがちな論文執筆に対するモチベーションを高めるための良い制度であると実感しております。

また特に救急外来では稀有な症例に遭遇することも非常に多く、治療方針などで難渋することもしばしばです。

 

それらの経験を他の外科医と共有できるよう論文化することは・・・

  • そのような症例に出会った者の使命であると考え執筆している次第です。

 

私の報告が将来の何処かの外科医の考察の一助となれば幸いです。

 

一方で個人的なところを申しますと、昨年度は個人戦1位を頂戴いたしましたが、本年度は一つ順位を下げる結果となってしまいました。

 

栄誉ある賞を頂いておきながらたいへん恐縮ではございますが、敢えて自分への戒めのために申し上げますと、2位となった原因も自身が一番よく理解しており、本年度はやや執筆活動を怠ったかとも思える無駄な時間の過ごし方をしたところもあり反省している次第です。

 

この悔恨を忘れることなく、今後とも活動を継続していきたいと考える次第です。

この度は誠にありがとうございました。