本年3月消化管外科教授に小濵和貴先生が着任され、また本年4月肝胆膵・移植外科に波多野悦朗先生が着任されました。
京都大学外科交流センターを代表し、お二人の教授就任を心よりお慶び申し上げます。
これにて2020年3月に坂井義治先生と上本伸二先生が同時に退官され、二つの教室が教授不在となりました危機的状態から脱し、京都大学外科は、乳腺外科の戸井雅和先生とともに、再び3教室の教授が揃われ、盤石な体制を取り戻すことができました。
今回着任されました新教授のお二人は業績が優れているだけでなく、非常に人格的にも尊敬できる先生方です。
小濵先生とは、交流センターの執行部としてご一緒に仕事しながら、常に冷静沈着な言動に感心しておりました。
また波多野先生は、様々な研究会や教室が主導された治験でのご発表で、非常に優秀であるとともに、優れたリーダーシップを発揮できる人物であると認識しておりました。
お二人が教授に就任されましたことは、京都大学外科にとって、非常に素晴らしいことと存じます。
京都大学外科交流センターとしましては、お二人の教授就任祝賀会をぜひとも行いたいと考え、実際に計画を致しましたが、新型コロナ感染症が収束しないため、実行に移すことができませんでした。
そのため、波多野先生には、先日の5月18日 ~Oncology & Nutrition Webinar in Kyoto~ において、演題名『京都大学 肝胆膵・移植外科の目指すのは?』の特別講演の中で、所信表明を行って頂きました。皆様にも力強いメッセージが伝わったものと存じます。
また来る7月1日に ~GastroIntestinal Oncology & Nutrition Webinar in Kyoto~ において、小濵先生から、演題名『京都大学消化管外科の観往知来』の特別講演の中で、所信表明を行って頂く予定です。
会員の皆様にはぜひともこのWebセミナーにご参加頂きたく存じます。
【終了しました】G astro I ntestinal O ncology & N utrition Webinar in Kyoto
京都大学外科交流センターは、お二人の新教授をお迎えし、3教授と理事長、副理事長(寺嶋宏明先生、河本和幸先生)で構成される執行部で運営を行います。
引き続き理念に基づいて、外科医の育成、地域医療の振興、会員の皆様のキャリアパス形成の支援を目指しますので、会員の皆様には、京都大学外科交流センターを益々盛り立てて頂きますよう、宜しくお願い致します。
令和3年6月9日
理事長 岡村隆仁