近年 “外科医志望者の減少” が続く中で、 医師 勤務 状況を把握するのは非常に重要です。
京都大学外科交流センター関連施設内では、毎年約40名の外科医師を希望する専攻医を迎えることが出来ています。
特に 女性外科医 を希望する専攻医が含まれており、大変うれしい限りでございます
でも外科医って・・・
などなど “外科医=大変” と思われていることも多いようです。
今後、不足している 外科医 を増やすため、また外科医を続けていただくためには、
外科医の勤務の状況を広く発信することが必要だと考えております。
QOW向上委員会では、多くの先生方が外科医を目指して、そして続けられるように、今の勤務状況や要望をアンケート形式で調査して、学会等で発表し状況の改善に役立てたいと考えております。
情報を発信することで、少しでも外科医師の勤務支援環境が改善されることを期待しております。
過去に実施した “勤務状況の現状把握” アンケートの一部を掲載いたします。
女性外科医を中心に、利用したい勤務支援制度を調査しました。
多くの女性外科医の先生方が、 “当直免除および軽減” を希望されるという結果になりました。
その勤務支援制度ですが、京都大学外科関連施設42施設に調査した結果・・・
ほとんどの場合が、HP掲載・院内広報掲載・問い合わせでの告知のみでした。
つまり医師側から尋ねなければ、どんな勤務支援制度があるか不明なケースが多いのです。
女性 外科医の先生方に、続けていく上での不安を確認しました。
注目出来るポイントは、育休などからの復帰後の技術や待遇面の保証です。
当センターでは、WEBセミナーの配信も多数執り行っております。
ご自宅からもでも参加かのうですので、ぜひ積極的にご参加ください。
過去に実施した “勤務状況の現状把握” アンケートの一部を掲載いたします。
個人や家族の時間確保のために重要な “有給” ですが、上の先生方が利用していないと利用しにくいですよね?
指導医の先生方(施設外科部長)が、年間でどれくらい有休を利用されているか調査してみました。
有効回答は34名でした。
ほとんどの指導医は、年間で1~5日の有給しか利用していないようです。
積極的に有給の利用を勧めていただくことが、外科医のQuality of Work向上に繋がる一つの方法かもしれませんね。
まだまだ女性外科医はじめ医師の勤務時間は長く、大変な勤務状況ともいえます。
そんな不安や悩みがあれば、ぜひ一度QOW向上委員会の先生方にご相談ください。