2025年6月29日(日)、京都駅直結のホテルグランヴィア京都にて、「映像による京大外科関連施設の紹介とQuality of Workの集い」が開催されました。
本企画は、京都大学外科キャリアサポート委員会とQuality of Work向上委員会の合同主催により、初の試みとして実施されました。
会の前半では、京都大学外科の関連施設12施設による映像紹介が行われました。
医師としてのキャリア形成や研修環境、勤務の実際、ロボット支援手術や高度技能修練施設での指導体制など、各施設の特色がリアルな声とともに紹介されました。
後日、当日の紹介映像に更新予定です。
若手医師が実際に語る「働きやすさ」や「症例数の多さ」、「育休後の復帰支援」など、各施設が“人を育てる”ことを大切にしている姿勢が印象的でした。
後半では、「医師の育児休業制度」に関する特別セッションが実施されました。
大津赤十字病院(2026年6月時点:京都大学肝胆膵・移植外科 大学院) 安宅亮先生自身の育休取得体験を語った若手外科医によるプレゼンテーションに続き、医療機関の労務管理の専門家である社会保険労務士・渡辺徹氏による講演が行われました。
本会では「フレックスタイム制度の導入による外科医の柔軟な働き方」や、「短期間でも育児参加による意識の変化」が注目され、今後の働き方改革の重要性を改めて共有する機会となりました。
今後も京都大学外科交流センターでは、若手外科医のキャリア支援とQuality of Workの向上に向けて、こうした取り組みを継続してまいります。